Drupal 6 インストール - ステップ1

Drupal 6 インストールチュートリアルへようこそ

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このチュートリアルでは、Drupal 6 が初めての方でも簡単に、つまずくことなく 10 分程度でインストールが完了するよう配慮して説明しています。 Drupal は導入のハードルが高い CMS では決してありませんので、おそれずに以下の手順に従ってインストールを始めてください。
なお、このチュートリアルでは、特定のサーバ環境に依存しないように配慮し、必ずしも全てのサーバ環境に必要ではない操作も、冗長さを承知であえて説明しています。 また、一部のサーバ環境においては、このチュートリアルで説明している内容以外にも、サーバの特異性に合わせた追加作業が必要となる場合があります。


ではまず、インストールを開始する前の下準備をしましょう。
(以下では、Drupal 6.1 を例に説明しています)


はじめに、必要なファイルを用意します。

  1. Drupal Japan 日本語ディストリビューション の最新アーカイブファイルをダウンロードしてください。
    Drupal Japan 日本語ディストリビューションは、Drupal コアパッケージと日本語リソースキットが同梱されていますので、簡単に日本語によるインストールができます。

  2. ダウンロードが完了したら、それぞれをローカルディレクトリに解凍してください。
    使用する解凍ツールによっては、拡張子が .tgz のアーカイブを正しく解凍できない場合があります。 その場合は拡張子を .tar.gz に変更してお試しください。


解凍後、.htaccess に《 おまじない 》を設定します。

おまじない 》 は必ずしもすべての環境に必要だとは限りません。 PHP で mbstringモジュールを有効にしているサーバ(主に国内のホスティング)の設定如何や、広告が自動挿入される一部の無料サーバで、インストール中やサイト運営中に不具合を出さないようにするために必要となる場合があるものと考えてください。

以下に、いくつかの主なタイプ別に説明していますので、インストールするサーバ環境に合わせて設定してください。

  • タイプ - A
    PHP が Apache モジュールで動作し、mbstring が有効なサーバ(主に国内の一般的なホスティング)

    • 特に設定の必要はありません。
  • タイプ - B
    PHP が Apache モジュールで動作し、mbstring が有効で、ModLayout を利用した広告の自動挿入が行われるサーバ(xrea 等の無料サーバ)
    ※ この設定を行わないとリダイレクト機能がうまく働かず、動作に支障が出ますので設定が必須となります。

    1. .htaccess の最下行付近にある LayoutIgnoreURI の行から # を削除し、以下のようにしてください。

        # magic word for ModLayout
        LayoutIgnoreURI  *
      
    2. 次に、Drupal で使用するテーマの page.tpl.php (デフォルトでは themes/garland/page.tpl.php)をテキストエディタで開き、<body ~> タグの直下に「手作業による入力用の広告 HTML コード(※ 自動挿入用の特殊タグや PHP コードではないプレーンな HTML コード)」を挿入してください。(この場合、広告は自動挿入と同様に最上部で表示されます。 ここでは説明しませんが、広告表示の位置を別の場所にしたい場合、テーマのテンプレートで適宜変更が可能ですので、Drupal に関する理解が深まった際にでも試してみてください)

        </head>
        <body<?php print phptemplate_body_class($left, $right); ?>>
      
      
        《 ここに広告コードを挿入します 》
      
      
      <!-- Layout -->
        <div id="header-region" class="clear-block"><?php print $header; ?></div>
      
  • タイプ - C
    PHP が CGI として動作し、mbstring が有効なサーバ(さくらインターネットや海外の共有サーバなど)

    • このタイプのサーバは、.htaccess で設定を行うと 500 Internal Server Error となる場合があり、また、同様の設定を php.ini で行えることが多いようですので、以下の《 おまじない 》を php.ini に記入してください。

      ; magic word for mbstring
      mbstring.language = neutral
      mbstring.http_input = pass
      mbstring.http_output = pass
      mbstring.encoding_translation = off
      mbstring.func_overload = 0
      mbstring.internal_encoding = UTF-8
      
  • タイプ - D
    mbstring が無効なサーバ(主に海外の一般的な共有サーバ)

    • 特に設定の必要はありません。
  • ※ サーバの環境設定によっては、さらなる 《 おまじない 》 が必要となる場合もあります。


以上で下準備は完了です。
続いて、必要なファイルをサーバへアップロードします。

  • 準備のできた Drupal コアパッケージのファイルを、階層構造ごと(ファイルとディレクトリを一括で)サーバにアップロードしてください。
    このとき、すべてのファイルをアップロードしてもよいのですが、scripts ディレクトリは Drupal の動作には不要であり、セキュリティ上好ましくないので除外することにしましょう。
    また、robots.txt 以外の、拡張子が .txt のファイルも不要ですので除外しましょう。


続いて、ファイルやディレクトリのパーミッション(アクセス権)を設定します。

  • sites/default/settings.php を PHP から書き込み可能にします。(例: 666

  • sites/default/files ディレクトリを PHP から書き込み可能にします。(例: 777

  • sites/default/files 以下にある全てのディレクトリ(color, css, js, languages, pictures, tmp)を PHP から書き込み可能にします。(例: 777

  • その他のファイルやディレクトリは読み込み可能であればよいため、大抵はアップロードしたままの状態から変更する必要はありません。

    sites ディレクトリ以下の各ディレクトリ内にある、ファイル .drupal はこの時点で不要ですので削除しても構いません。

    パーミッションの設定は上の例のように、PHP から書き込み可能なディレクトリは777、PHP から書き込み可能なファイルは666 が一般的ですが、サーバの環境によっては異なる場合もあります。 ホスティングプロバイダのマニュアルや FAQ などを参考に、より安全で適切な設定を行ってください。

    Drupal コアパッケージに同梱されていない、標準以外のモジュールやテーマをインストールする際には、sites/all 以下の modulesthemes ディレクトリにインストールするということを覚えておいてください。


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以上で、下準備からファイルアップロードまでは完了です。

続いて、[ ステップ 2 ]に進んでください。