まずは、インストールを開始する前の下準備をしましょう。
(以下では、Drupal 4.7.3 を例に説明しています)
はじめに、《最新バージョン》 のリンクから辿り、Drupal 本体の最新アーカイブをダウンロードし、任意のローカルディレクトリに解凍してください。
解凍すると以下のような階層構造になります。
解凍が終わったら、sites/default ディレクトリの下にある settings.php を、普段使用しているテキストエディタで開いて、編集できるようにしてください。
settings.php をテキストエディタで開いたら、下の方へスクロールし、
$db_url = 'mysql://username:password@localhost/databasename';
と書かれた行へ進んでください。
この行で、Drupal が使用するデータベースに関する情報を設定します。
以下の画面の (1) ~ (4) の部分を、次の説明を参考にし、インストールするサーバの環境にあわせて書き換えてください。
- 通常は変更せずに mysql のままにしておきます。
もし、PHP5 + MySQL 4.1.x 以上の環境で、mysqli 拡張サポートが有効の場合に限り、mysqli に変更します。 - MySQL のユーザ名に変更します。
- MySQL のパスワードに変更します。
- 使用するデータベース名に変更します。
例えば、
- 一般のホスティングサービス(レンタルサーバ)を利用
- MySQL のユーザ名が imagine
- MySQL のパスワードが 12345678
- データベース名が example
の場合は、以下の画面のように書き換えます。
$db_url 行の書き換えが終わったら、さらに下へスクロールし、
# $base_url = 'http://www.example.com'; // NO trailing slash!
と書かれた行に進んでください。
この行で、Drupal のフロントページとなる URL を設定します。
以下の画面の (1) ~ (2) の部分を、次の説明を参考にして書き換えてください。
- 行頭の "# " の部分を削除します。
- Drupal のフロントページとなる URL に変更します。
なお、その際に終端の / は付加しないよう注意してください。
例えば、drupal.jp の直下にインストールする場合は http://drupal.jp、hoge ディレクトリにインストールする場合は http://drupal.jp/hoge とします。
以下の画面は、drupal.jp の hoge ディレクトリにインストールした場合の書き換え例です。
以上で、settings.php の編集は完了です。
忘れずに上書き保存してください。
続いて、解凍してできたディレクトリの直下にある .htaccess を、同様にテキストエディタで開いて、編集できるようにしてください。
.htaccess をエディタで開いたら、最終行までスクロールしてください。
最終行まで進んだら、以下の 《 おまじない 》 の全行をコピーしてください。
# おまじない
php_value mbstring.language "neutral"
php_value mbstring.http_input "pass"
php_value mbstring.http_output "pass"
php_flag mbstring.encoding_translation off
php_value mbstring.func_overload "0"
php_value mbstring.internal_encoding "UTF-8"
続いて、コピーした 《 おまじない 》 を、以下の画面のように、最終行の上に貼り付けてください。
以上で、.htaccess の編集は完了です。
忘れずに上書き保存してください。
また、ここまでで、ローカルでの下準備は完了です。
※ ただし、この 《 おまじない 》 は、すべての環境に必要なものではなく、mbstringモジュールを有効にしているサーバ(主に国内のホスティング)でのみ必要となる場合があるものです。
また、最近では、共有サーバ(特に海外のホスティングに多い)での PHP のセキュリティ上の問題から、phpSuExec や suPHP といった機能を使い PHP をユーザ権限での CGI として動作させるサーバも増えています。
このようなサーバの場合、.htaccess に上記の設定を書くと 500 Internal Server Error となりますが、Drupal をインストールしたディレクトリに php.ini を作成し、そこへ以下のように記入することで同様の設定を行うことができる場合があります。
; おまじない
mbstring.language = neutral
mbstring.http_input = pass
mbstring.http_output = pass
mbstring.encoding_translation = off
mbstring.func_overload = 0
mbstring.internal_encoding = UTF-8
- ※ サーバの環境設定によっては、さらなる 《 おまじない 》 が必要となる場合もありますが、それらはまた改めて説明します。
続いて、これらのファイルを階層構造ごと、サーバにアップロードしてください。
このとき、すべてのファイルをアップロードしてもよいのですが、scripts ディレクトリは Drupal の動作には不要なので、セキュリティ上の理由から除外することにしましょう。
また、拡張子が .txt のファイルも不要ですので除外しましょう。
以下は、アップロードが完了した状態の例です。
パーミッション(アクセス権)の設定は、上の画面のようにディレクトリは0755、すべてのファイルは0644 で問題なく動作するはずですが、ホスティングサービスのマニュアルや FAQ などを参考に、サーバの環境にあわせて、より安全で適切な設定を心がけてください。
続いて、空のディレクトリを2つ作ってください。
これらは Drupal が標準で必要とするもので、1つは一時ファイルの作成に、もう1つはアップロードされたファイルの保管に使われます。
使用するディレクトリ名は Drupal の環境設定で変更することもできますが、ここでは、デフォルトで設定されている files と files の下に tmp という名前で作ることにしましょう。
以下は、2つのディレクトリが作成された状態の例です。
これらのディレクトリのパーミッションは、PHP ファイルから書き込みができる必要があります。 通常は上の画面のように 0777 で問題なく動作するはずですが、先ほどと同様、サーバの環境にあわせて、より安全で適切な設定を心がけてください。
以上で、下準備からファイルアップロードまでは完了です。
おつかれさまでした。
続いて、[ ステップ 2 ]に進んでください。












