本日、去る7月3日に公開した「Drupal 6.13 日本語ディストリビューション rev.013」並びに「公式日本語リソースキット第11版」に含まれる一部の翻訳文字列を修正した、差し替え版をリリースいたしました。
差し替え版と以前の版の差違は以下のとおりです。
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modules/user/translations/modules-user.ja.po ファイル内
修正前の翻訳文字列
#: modules/user/user.module:1448
msgid "Spaces are allowed; punctuation is not allowed except for periods, hyphens, and underscores."
msgstr "管理者のユーザ名を入力してください。 空白文字は使用できます。 ピリオド・ハイフン・アンダースコア以外の句読点は使用できません。"修正後の翻訳文字列
msgstr "空白文字は使用できますが、ピリオド・ハイフン・アンダースコア以外の句読点は使用できません。"
この文字列はユーザ登録画面に現れるため、登録しようとするユーザに混乱を与えます。 そのため、上記のファイルを再インポートするか、管理セクションの「インターフェイスの翻訳」で当該文字列を検索し、修正することをお勧めします。
なお、ご自身で上記の修正を行う場合は、差し替え版を改めてダウンロードする必要はありません。
この翻訳文字列はインストール時に使用されるため、わかりやすいように「管理者~」を付加していましたが、いつの間にかユーザ登録にも使用されるようになっていたようです。
このように、わかりやすくするために原文にはない文言を付加している翻訳文字列も一部にはあるため、翻訳文字列の使用箇所に変化があった場合には同様の誤りとなります。
もし、このような致命的ともいえる翻訳の誤りに気づいた方は、ぜひご一報いただけますようお願いいたします。