先般お知らせしたとおり、今後の翻訳拠点となるローカライゼーションサーバ上の日本語グループは他のコミュニティに移譲されました。
しかしながら、移譲から丸一ヶ月以上が経過した現在においてもその活動は遅々として進まず、あまつさえ活動を熱望した方々による翻訳はほぼゼロであり、本当に翻訳活動に興味を持っているのかどうかすらも疑問に感じざるを得ない状況が続いております。
また、次期バージョンである Drupal 7 も alpha 1 がリリースされ、ストリングフリーズに入り、各国のアクティブな翻訳チームではその翻訳も活発に行われている中、日本語チームは全く手つかずという状態にあります。
このような状況を受け、日本語翻訳グループの今後の方針や予定、あるいは本当に翻訳活動に興味を持っているのかなどを問い合わせるために、彼・彼女らの活動拠点である次のリンク先において公開で質問を行いました。
リンク先(1):l.d.o/jaの活動について
リンク先(2):l.d.o/jaの活動について
この問題はよく、Drupal Japan と他のコミュニティの諍いのように言われることがあるようですが、決してそうではなく、これは日本語に翻訳された Drupal を使用したい方々すべてが参加すべき性質の問題です。この点を良くご理解いただき、該当される方々には是非とも積極的にこの問題へ参加していただけるようお願い申し上げますすることをお勧めします。 当該グループがこのまま機能しない場合、最終的に不利益を被るのは Drupal Japan でも私自身でもなく、翻訳された Drupal を使用したい皆さん自身です。
多少は効果があったようで……
依然として私が投稿した質問には何故かご回答いただけていないようですが、多少は動いているように見せる必要があると判断したのでしょう、http://localize.drupal.org/node/604 を見る限りにわかに活発な動きを見せ始めたようです。
とはいえ、交わされている議論はこれまで彼らが g.d.o/japan で行ってきたのと同様に、表面的に格好の良い理想論を述べ、実際のアクションは他の誰かに期待するという『結論のでない議論』のように見えますので、言葉は悪いですが時々は誰かが尻を叩いて結論まで導いてあげる必要があるでしょう。 当該スレッドを見ると何人かの新規貢献者候補の方が参加していらっしゃるようですので、その方々には是非ともその役を期待したいと思います。